THE PROCESS

布上のモダニズム、その舞台裏

The Story Behind the Art

二つの表現方法

フリーモーション
手法1:ミシンで描く線

スケッチをもとに、ミシンの針を鉛筆のように
動かして、ミシンで絵を描いていく手法。

自由自在に走らせる一本の線が
布の上に豊かな表情を刻み込みます。

→ 完成作品を見る

独自の制作手法
手法2:アイロンシート

デジタル・アナログ問わず、図案をもとにアイロンシートを制作。
専用のカッティングマシンで精密にカットし、
布上に貼りつけてミシンキルトを重ねる。
試行錯誤の上に導き出した独自の手法。

制作事例
兵庫大佛の構築

兵庫大仏の圧倒的な存在感を表現するため、写真をもとにデザインシートを制作。
アイロンシートを用いることで、近くで見ても離れてみても高い視認性を
保てるように設計しています。
スキャンカットで精密にカットしたアイロンシートを布に定着し、
最後にミシンキルトを施すことで、作品に奥行きや陰影を生み出している。
ミニマルなデザイン設計とキルティングに徹したポスター作品。

神戸モダン四景
四景が織りなす、1枚のポスター

神戸を象徴する四つの風景の風景、(神戸港・神戸税関・兵庫大佛・
北野異人館)を、大正初期から昭和黎明期の商業美術へのオマージュとして構成。

ポスターの大胆な構成美を布の上に置き換え、一枚の作品としてへ再構成することで
「布上のモダニズム」を表現しています。

Precision
精密な手仕事

デザインを形にする「かす取り」の工程。
不要な部分を一つひとつ丁寧に取り除き、
必要な線だけを残す作業は、
作品の完成度を左右する重要な工程です。

Origin
原点となった作品

神戸を象徴する四つの風景を、一枚の布に構成した
「神戸モダン四景」。
この作品は「布上のモダニズム」という表現の
原点となりました。

Installation
空間との調和

展示会場では、作品は光や空間との関係の中で
新たな表情を見せます。
布ならではの柔らかな陰影と存在感が、
空間の中で静かに広がります。