こんにちは。

先日、東京でGoogleナビを使って移動すると
地図が苦手な私は一向に目的地に辿り着かず
ほとほと困り果てました。

そんな空間認識能力が低い私ですが、渋谷PARCOで
ジュリアン・オピー氏のVR作品が世界初公開と知り

VRにさほど興味もなかったのに、急に好奇心が湧いて
やってみたい!と主人と一緒にチャレンジ。

これは面白い!!楽しい!!

OP.VR@PARCO

ジュリアンオピーPARCO

イギリスの現代アート作家 ジュリアン・オピー氏について

 2019年、東京オペラシティで開催された個展で
初めて知ったジュリアン・オピー氏と作品.

ミニマムな表現が好きな私は、輪郭を使って最小限で
表現する作品を見て度肝を抜かれました。

julianopieboy

1958年ロンドン生まれ
イギリスを代表する現代アート作家。

風景や人物などのモチーフをピクトグラムや
アニメ表現を
連想させるシンプルな描画と
色彩表現で簡略化し最小限の要素で表現するスタイル。

 (当時、やたら親近感を覚えた作品
  あっ今の私、こんなヘアスタイルだ!)

日本美術にも造詣が深く、広重や歌麿などの浮世絵の
収集家でもあり、作風への影響も良く知られている。
(O P .VR@PARCOパンフレット一部引用)

ジュリアン・オピーVR芸術鑑賞の感想

そもそもVRが何かもよく知らないし、
初めてVRゴーグル装着するし、

どんな画面が自分の目の前に現れるか、
想像のしようもない未知なる体験。

今回の主題は『ダンス』

ジュリアンオピーダンス

VR空間でジュリアン・オピーの作品に近づいて、
触ってみたり見上げたり、通り抜けたり、
一緒にダンスを踊りたくなったり・・・

実際の展示場ではできないような体験を
約15分くらいかけて体感していく。

あっという間の15分

大規模な展覧会を小さなスペースで一人独占。
全く新しいアート鑑賞。アート感覚。

わずかなスペースでこれほどのダイナミックな
アート鑑賞ができるんだ!!

脳が疲れた感はちょっぴりありましたが最高でした。
こればっかりは、体験しないと伝わらない。

1500円でVRアート鑑賞。
皆様もいかがですか?

op.vr@parco

渋谷PARCOにて11月14日まで開催中です。

同時開催中のジュリアン・オピー個展

また神宮前のMAHO KUBOTAギャラリーにて
ペイントと映像の作品の個展が同時開催中です。

MAHOKUBOTA ギャラリー ジュリアン・オピー

熊野神社のそばにある小さなギャラリー。
maho kubotaギャラリー

おそらくVR芸術鑑賞体験した方が、私もそうですが
皆さん改めてギャラリーに足を運んでました。

土地勘のない者には、分かりづらい場所でしたが、
ファンはどこまでも探して行くんですよね。
足が痛くても歩いて歩いて。

東京まできて、アート鑑賞を楽しむ自分の姿を見て、
私もコアなファンに囲まれるアーティストに
なりたいな〜と思ったのでした。

興味があることに蓋をしない!!

今までも沢山のバーチャルな世界を表現してきた
ジュリアン・オピー氏の

「テクノロジーは日進月歩であるからこそ
他のアーティストがやる前にアドバンテージを
取ろうと早く取り組んだ。」という言葉にドキッ。

どんな巨匠であっても新しい技術に興味を持ち、
研究し挑戦しながら自己のアートを作り上げていく
姿勢に強く惹かれます。

そんな大好きな作家のVR作品が観てみたいという
自分の好奇心に蓋をせず、今回動いてみました。

あ〜楽しかった!の小さな体験の喜びが
自らのアートになって循環していくんですね。

アート旅。
最高の贅沢です。

識る 観る 創る 伝える

芸術の秋を堪能中の畠中真由美でした。

ではまた。