こんにちは。

皆様のクリスマスはどんな1日でしたか?

今作の「SANTA WORD」は
まだまだ研究中のアイロンシートや
フォトコラージュのアップリケ作品。

サンタワールド

3枚のポスターを作成したなかで
1番最初に取り掛かったにもかかわらず、
1番最後に完成。

デジタルコンテンツを利用してオリジナルアップリケ素材を作る

 

自作の写真やアイロシートデザイン&
購入した写真やイラストデザインを使って
アップリケ素材を作る

 

データを一度作ってしまえば、何枚でも
素材ができ
版画やリトグラフのように、
複数枚作ることが可能になります。

とはいえ、理想の画像やイラストを
探しあてるのが結構大変な作業ですが・・・

メリークリスマス

上の写真の、座っているレトロ調サンタを
探した時は思わず「見つけた〜」と叫んだものです。

作品中央のお鼻の部分に使ったシルエットサンタは
イラストを購入し、アイロンシートを作成。

アップリケ素材

手の「つかむ手」は、
娘の手を撮影して自分で素材を作っています。

つかむ手! 2022年の初挑戦 素材の写真撮影

このように自作や購入したもので
オリジナルのアップリケ素材を作り
自由に配置を楽しむのがコラージュですが、

自由ほど難しいものはないですね。

レオナールフジタ作品の顔がアイデアのソース

 

この作品は、
過去作品のレオナールフジタがアイデアのソース。

↓のページでキャプションがご覧になれます。

ギャラリー 無彩色なレオナールフジタ画伯

レオナールフジタ

数通りも自由に展開できる、足し算の作品作りは
決断の連続で迷い出したら手が止まリます。

当初のデザインが思うような効果を出さず
悩んでいた時に、アトリエの壁にかかっていた
過去作品のレオナールフジタと目が合いました。

「フジタがサンタになったら面白くない?」と
サンタの顔を分解するアイデアが
高速で降りてきたのでした。

面白いもので、作品作りに熱中していると
全く別物が勢いで生まれる時があります。

この作品はまさしくそうして生まれた
コラージュアートです。

作品化して発表して初めてデータが得られる

布を使ってアップリケ、
写真を使ってアップリケ
アイロンシートを使ってアップリケ・・・

独自のスタイルで、まだまだ研究中の
コラージュアートです。

布で作られていても、よりポスターに見えるよう、
ミシンステッチやキルティングを最小限に施し
アイデアを一枚の作品に仕上げる。

特に、異素材同士のアップリケの順番は
要課題です。

そういった意味でも完璧じゃないものを
アップするには完璧主義が邪魔をして
勇気がいるのですが

どんな挑戦も世の中に出してこそ初めて伝わり、
さらに前へ進んでいくことと思い
作品を最後まで作り上げたのでした。

SANTA WORLDができるまでの
制作工程は下記の動画でご覧になれます。

instagram SANTA WORLD

編集後記

コロナ前には我が家になかった機材や照明が
スポットライトやスタイリング素材として
最近活躍しています。

サンタワールドインテリア

時代を象徴していますね。

ではまた。